ICS カレンダービューア・繰り返し展開
.ics ファイルは、カレンダーアプリには読めても人には読みにくい添付ファイルです。テキストエディタで開いても、折り返された行、エスケープされたカンマ、そして RRULE:FREQ=MONTHLY;BYDAY=-1FR のような行が並ぶだけで、どの金曜日を指すのかは分かりません。 このビューアは折り返しを正しく戻し、各予定の時刻・場所・主催者・出席者・状態を表示したうえで、頭の中では解けない部分を引き受けます。繰り返しルールを実際の日付一覧に展開するのです。毎週月・水曜、毎月最後の平日、開始日を起点とした隔週火曜といったルールが日付として並び、EXDATE で除外された日は除かれ、RDATE で追加された日は取り込まれます。 時刻はファイルに書かれたまま(予定本来のタイムゾーン)、自分のタイムゾーン、UTC のいずれでも表示できます。繰り返しは規格どおり壁時計時刻で展開されるため、夏時間が切り替わっても 9 時の会議は 9 時のままです。 ファイルはブラウザ内で読み込まれ、何もアップロードされません。カレンダーの書き出しには他人の名前やメールアドレスが含まれるのが普通なので、この点は特に重要です。
.ics ファイルをドロップまたは貼り付けると内容が表示されます。
使い方
- .ics または .ical ファイルをドロップするか、内容を貼り付けます。
- 予定一覧で時刻、所要時間、場所、主催者、出席者、状態を確認します。
- 繰り返しの予定は、ルールの下に展開された実際の日付を確認します。
- タイムゾーンを切り替えて、書かれたまま・自分の地域・UTC で見比べます。
- 必要ならテキスト要約をコピーして貼り付けます。
よくある質問
- FREQ=MONTHLY;BYDAY=-1FR のようなルールの意味は
- 毎月最後の金曜日です。文法を説明する代わりに、このツールはルールを展開して実際の日付一覧を示します。知りたいのはその日付のはずだからです。
- RRULE のどこまで対応していますか
- FREQ(日・週・月・年)、INTERVAL、COUNT、UNTIL、2TU や -1FR のような序数付きを含む BYDAY、負数を含む BYMONTHDAY、BYMONTH、BYSETPOS、WKST、および EXDATE・RDATE に対応します。まれにしか使われない BYYEARDAY、BYWEEKNO、BYHOUR は展開しません。
- 夏時間が変わっても時刻が動かないのはなぜですか
- 規格が繰り返しを壁時計時刻で定義しているからです。毎日 9 時の会議は切り替えの前後どちらも 9 時で、変わるのは 2 回の予定の実際の間隔であって招待状の時刻ではありません。
- タイムゾーンのない時刻とは何ですか
- ゾーン指定も末尾の Z もない開始時刻です。読む人がどこにいても同じ壁時計時刻を意味し、終日のリマインダーや一部の書き出しはこの形式です。
- ファイルの行が単語の途中で切れているのはなぜですか
- この形式は 75 オクテットを超える行を、先頭に空白を置いた次の行へ続けます。ビューアは読み取る前にそれらを連結するため、エディタでは崩れて見える説明もここでは正しく表示されます。
- カレンダーはアップロードされますか
- いいえ。ファイルはブラウザ内で解析され、どこにも送信されません。カレンダーファイルには通常、他人の名前やメールアドレスが含まれるので、なおさら重要です。
関連ツール
ICS(iCalendar)イベントビルダー
タイトル・開始/終了・場所・参加者・繰り返し・リマインダーを含む .ics カレンダーイベントを生成。RFC 5545 準拠、ブラウザ内処理。
Plist ビューア(バイナリ・XML)
Apple のプロパティリストをバイナリでも XML でも開いてツリーで読み、JSON や XML plist に変換できます。
Excel(XLSX)→CSV・JSON・Markdown 変換
ブラウザで .xlsx を開き、任意のシートを CSV・JSON・Markdown 表として書き出します。ファイルは端末から出ません。
EPUB ビューア・メタデータ・本文抽出
ブラウザで .epub を開き、メタデータ、章ごとの語数、本文テキスト、そしてビューアが本を拒む理由まで確認できます。
PNG チャンクインスペクター
`.png` ファイルをドロップして、含まれるすべてのチャンクを見る — IHDR、IDAT、tEXt メタデータ、IEND — サイズ、CRC、critical / ancillary / safe-to-copy フラグ付き。
vCard (.vcf) ファイルパーサー/インスペクター
vCard 2.1・3.0・4.0 の .vcf エクスポートをドロップまたは貼り付け、すべての連絡先をカード形式で表示 ─ 名前・電話・メール・住所・所属・URL・誕生日・メモ・埋め込み写真・X- カスタムフィールドをすべてブラウザ内でローカル解析。