恒星時計算機(GMST・LMST・ユリウス日)
時間
天文学者は望遠鏡を向けるときに常用時ではなく恒星時を使います。恒星時は地方子午線上の春分点の時角です。UTC日時と観測者経度(またはマウナケア・パラナル・ラパルマ・キットピークなどの観測所プリセット)を入力すると、ユリウス日(JD)、修正ユリウス日(MJD)、J2000.0からのユリウス世紀(T)、グリニッジ平均恒星時(GMST)、グリニッジ視位置恒星時(GAST、章動込み)、地方平均恒星時(LMST)、地方視位置恒星時(LAST)、地球自転角(度)を計算します。アルゴリズムは Meeus『Astronomical Algorithms』に基づき、簡略化したIAU 1980章動級数で1秒未満の精度を確保しています。
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使い方
- UTC日時を入力するか、「Use now」で現在UTCを使用。
- 観測者経度を十進度(東経正、西経負)で入力するか、観測所プリセットを選択。
- GMST/GAST/LMST/LASTをHH MM SS形式で表示、ユリウス日・修正ユリウス日も同時に — 天体暦や天文ソフトでそのまま使えます。
よくある質問
- 恒星時とは?なぜ24時間ではない?
- 恒星時は太陽ではなく星を基準にした地球自転の尺度です。恒星日は約23時間56分4.0905秒で太陽日より約4分短い — その間に地球が太陽周りを約1°余分に回るためです。同じ恒星時なら望遠鏡が同じ天域を向くため天文学者に便利です。
- 平均恒星時と視位置恒星時の違いは?
- 平均恒星時(GMST/LMST)は平均春分点基準 — 平滑化された値。視位置恒星時(GAST/LAST)は赤経方向の章動(月と太陽が地球赤道部を引く微小ふらつき)を加えた値。差は「春分点の方程式」と呼ばれ、通常±1秒程度。
- LMSTの計算方法は?
- LMST = GMST + 経度/15、経度はグリニッジ東経が正の度(°)。東経15°ごとに恒星時が1時間進み、西経15°ごとに1時間戻ります。結果は[0h, 24h)に丸めます。
- ユリウス日は何に使う?
- ユリウス日は紀元前4713年1月1日正午UTC(原始ユリウス暦)からの連続的な日数(小数含む)。暦の不規則性を回避でき、天文学の標準時刻タグです。JD 2451545.0がJ2000.0(2000年1月1.5日TT)。